R.E.M. が4月にリリースする「Accelerate」のブロガー先行視聴会に招待させてもらいました。
全体的な印象としてはR.E.Mらしいメロディであること、そして昨年2CD+DVDという形で発売された
「Live」で鳴らしていたサウンドがそのままアルバムに納められた、というような印象を持ちました。
そして25年以上のキャリアをもつ彼らがまたこれまでと違う新しいステージに挑戦しているようだとも感じました。個人的には
R.E.M. の最高傑作になりそうな気がしています。
詳しくは日本版のCDで納められるであろうライナーノーツや雑誌インタビューを見てもらいたいと思いますが、マイケルが感じる「“今”に対する怒り」とそれを乗り越えた「未来への希望」という思いが、
それぞれの曲のサウンド、アルバム構成によって非常に上手く表現されているのではないか。
あまりの音の激しさ、スピード感に驚いた「Living Well Is The Best Revenge」から6曲目の「Accelerate」までが第1部で、この第1部では音の激しさやスピード感といった、まるでカラダそのもの、体当たりで今の世界に対する怒りを表現しているよう。
そし続く7曲目の「Until The Day Is Done」から9曲目の「Sing For The Submarine」までが第2幕か。
一転して音がスローになり、エレキギターの激しさがやや押さえられ、最近の
R.E.M. らしい音作りに近いと言えるかもしれません。ただし、その重厚な音作りによってか、“怒り”のパワーが増し、心の奥底からの叫びのように聞こえてきました。
そして第3幕は10曲目の「Horse To Water」と「Live」でプレーされていた「I'm Gonna DJ」の2曲。
ここでまた一転し、序盤同様の激しいエレキ・ギターと失踪感が戻ります。ただここでは表現されているのは怒りだけでなく希望が同居していること。それは「I'm Gonna DJ」に登場する「music will provide the light you cannot resist」というフレーズが象徴しているのではないでしょうか。
視聴からの帰り道に、このアルバムの位置づけとしての印象というか感動がU2の「All That You Can't Leave Behind」に似ているなと思いました。
「Pop」でのエレクトロよりのサウンドから一転して、シンプルなU2らしいアルバムになった「All That You Can't Leave Behind」では、そこで聞こえたのは単なる原点回帰という言葉では片付けられないU2としての新しいステージを感じ、非常に感動しました。
それと同じような印象を
R.E.M. の「Accelerate」に感じます。
1回きりの視聴であり、聞き返すことで違う思いがでてくるかもしれません。まもなくの発売が待ち遠しい限りです。
限りなく望み薄ですが、フジロックへの出演を心の角で期待しています。
関連リンク
ここで視聴が可能です